ペンタの真実 なぜカッコよくアドリブは弾けないのか?
2026年9月8日
新刊が出ました。
「ペンタの真実 なぜカッコよくアドリブは弾けないのか?」 ペンタトニック・トライアングルで弾くアドリブ

アドリブが弾けない。カッコいいフレーズが出てこない。
その原因を、練習不足だと思っていませんか。
覚えることを増やすほど、弾けなくなる
ペンタトニックスケールには、CAGEDに沿った5つのポジションがあります。多くの教則本や動画は、この5つを全部覚えることが上達だと教えます。
でも実際にギターを持ってみてください。ネック全体に5つのポジションが広がった状態で、その場でアドリブを弾けと言われて、迷わず指が動く人がどれだけいるでしょうか。
これは才能の差でも、練習量の差でもありません。単純に、選べる音の数が多すぎるだけです。
音を詰め込めば詰め込むほど、頭の中の処理は追いつかなくなります。次に鳴らす1音を選ぶ前に、選択肢に押しつぶされる。これがアドリブで固まってしまう正体です。
5つを、3つの三角形に削る
この本で教えているのは、5つのポジションのうち実用的な3つ(P1・P2・P4)だけを使う方法です。
さらにこの3つを、人差し指を頂点にした三角形として切り取ります。使う指は人差し指と薬指だけ。低音弦も、あえて使いません。
減らして減らして、削ぎ落とす。
すると何が起きるか。
- 次にどの指がどこへ動くか、迷わなくなる
- 次に鳴る音が、弾く前から予測できるようになる
- ポジション移動が「指」ではなく「手首ごと」の移動だと体が覚える
- コード進行の中で、音がどう動いてどう留まるかが見えるようになる
音を減らすことは、可能性を減らすことではありません。むしろ、削ぎ落とした先にしか出てこない感性があります。ツェッペリンやパープルの名リフの多くが、たった3音で構成されていることを思い出してください。
1冊の中身
マイナーペンタトニックの三角形から始めて、メジャーペンタトニックの特殊性、ブルースにおけるミックスペンタトニックまで、指板図と一緒にペンタトニック・トライアングルという考え方で一気通貫させています。
練習不足だったわけじゃない。ペンタの真実を、知らなかっただけです。